本記事は筆者がコミュニティ投稿をもとに情報を整理したもので、実機レビューではありません。くわしくは元スレッドや関連リンクの記載内容をご確認ください。
要点
- PG1316Sスイッチを用いた自作ロープロファイルキーボード
- RGB LEDとスピーカー搭載
- キーキャップを自身で設計・3Dプリント対応
概要
mechapress88 v3は、PG1316SスイッチとRGB LEDを組み合わせた自作ロープロファイルキーボードのプロトタイプです。今回の試作では薄型のKailh PG1316Sスイッチを採用。さらに、RGB LED、スピーカー、自作キーキャップを備え、視覚と操作性の両面で高い自由度を持たせています。
設計・組立には高い精度が求められ、リフローオーブンやホットプレートなどを用いています。ケースはPythonベースのCADツール「build123d」で設計され、3Dプリンタで製作されました。試作ということで、マイコンはPro Microを搭載しているようです。
PG1316Sは表面実装でのはんだ付け必須の薄型キースイッチです。実装方法が既存のキースイッチと比べて難しいことと、キーキャップもKailhが提供するもの以外は市販されていないので自作が必要です。敷居は高いのですが、既存のロープロスイッチでは実現できない低さ、薄さのキーボードが作れるということで、今後チャレンジする方々がさらに増えてくるのではないかと期待しています。
主な特徴
- スイッチ方式:Kailh PG1316S
- キーキャップ:自作・3Dプリント
- LED:スイッチ下部にRGB LED実装(SMD)
- スピーカー搭載:装飾的要素として内蔵
- コントローラ:Pro Micro互換
- ケース:自作3Dプリント
- ファームウェア:QMK(有線接続)
注意点
- 市販製品ではなく、個人によるプロトタイプです。
参考
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