TALPKEYBOARD BLOG

TALPKEYBOARDは、自作キーボードのためのパーツやキットを販売するショップです。TALPKEYBOARD BLOGでは、当店で販売している商品に限らず、また自作キーボードにもこだわらず、キーボードについてのさまざまな情報を、当店の独断と偏見で記してゆきます。

Maker Faire Tokyo 2020 TALPKEYBOARDブースのご紹介

お世話になっております。TALPKEYBOARDでございます。

10月3日と4日、東京ビッグサイトで今年も開催される「Maker Faire Tokyo 2020」に当店も出展いたします(ブース番号 G/03-03)。いつものように販売ではなく展示のみですのでご了承下さい。今回はコロナの影響もあり、どうしても人が集まる施設に出向くのを控える方々も多くいらっしゃるかと思います。それを踏まえ、今回はTALPKEYBOARDブースで展示しているキーボードたちを紹介してゆこうと思います。

今回出展するにあたり、当店のテーマは「理想を求めて “自由なキーボードたち”」と決めました。自作キーボードを楽しむ方々は年々増えてきています。そして楽しむ方向もいろいろと広がりを見せています。高品質であったり希少価値の高いキーキャップやキースイッチを追求する、キットをカスタマイズする、ワンオフで自由にレイアウトを設計するなどさまざまです。その中から今回はメイカーの祭典らしいキーボードたちを展示することにしました。

 

自由なキーボードたち ①素材

ファブラボや加工サービスなど、レーザー加工機が利用できる環境が増えたことや、3Dプリンタが安価になってゆく状況の中で、比較的安価に様々な素材を使ったキーボードのボディを作る事が可能な時代になりました。

Gherkin

①Walnut突き板+MDF(オイルフィニッシュ) / アクリル染色

キーキャップ(TEX ADA ABS 1Uブランクキーキャップ)は当店で販売中です。

f:id:TALPKEYBOARD:20201002224035j:image
f:id:TALPKEYBOARD:20201002224159j:image

②キーキャップ(ABS)を染色
アクリルボディをレーザー加工機で彫刻した後に染色
f:id:TALPKEYBOARD:20201002224229j:image
f:id:TALPKEYBOARD:20201002224054j:image
f:id:TALPKEYBOARD:20201002224057j:image

③アクリルカット
f:id:TALPKEYBOARD:20201002224040j:image

Atreus62

Mahogany突き板+MDF(オイルフィニッシュ)
f:id:TALPKEYBOARD:20201002224350j:image

f:id:TALPKEYBOARD:20201002224350j:image
f:id:TALPKEYBOARD:20201002224147j:image

 40%キーボード

Mahogany突き板+MDF
拭き漆(弁柄漆)仕上げ
裏面はレーザー彫刻
f:id:TALPKEYBOARD:20201002224143j:image
f:id:TALPKEYBOARD:20201002224031j:image

 

自由なキーボードたち ②レイアウト

KiCAD(フリーウェアの基板設計ソフト)が普及し、基板製造も安価かつ個人が発注できる環境になり、ユーザーが様々なレイアウトの基板を試作できる時代となりました。
さらに基板を発注する前に、レイアウトを容易に研究できるように、基板を分割できるようにしてオリジナルレイアウトを作ることのできる試作ボードとして、無限の可能性や、ここに紹介するSU120が登場しています。

 SU120自作キーボード試作用基板 (@e3w2qさん設計/作成)
試作例 ①60x60の巨大分割キーボード
f:id:TALPKEYBOARD:20201002224218j:image
f:id:TALPKEYBOARD:20201002224117j:image

試作例 ②マクロパッド(ロータリーエンコーダつき)
f:id:TALPKEYBOARD:20201002224101j:image
f:id:TALPKEYBOARD:20201002224104j:image

試作例 ③ちっこいキーボード(小ネタ)
f:id:TALPKEYBOARD:20201002224150j:image
f:id:TALPKEYBOARD:20201002224108j:image

④SU120 ボード本体(当店で販売中です)
f:id:TALPKEYBOARD:20201002224050j:image

 

自由なキーボードたち ③さらなる小型化

基板設計に関するいろいろな敷居が下がった事により、今までより一歩足を踏み出して、通常のキーボードよりキー間隔が狭い小さいものを作る動きがユーザーの中ででてきました。レイアウトにあわせた小さいキーキャップを探したてきたり3Dプリントで作ることで、ユーザーが試作してゆく動きが広がっています。

te96 (@e3w2qさん設計/作成)
狭ピッチキーボード試作用基板(試作例)
左右キー配列の異なる分割キーボードです。作例はこちらをご覧下さい。

https://github.com/e3w2q/te96-keyboard/blob/master/doc/tekka38/readme_jp.md
f:id:TALPKEYBOARD:20201002224140j:image
f:id:TALPKEYBOARD:20201002224044j:image

te96ボード本体
f:id:TALPKEYBOARD:20201002224020j:image

Kleine Gherkin
(@Salicylic_acid3さん設計)
30%キーボードのGherkinを更に小さくしています。キーキャップは台湾TEX社のものを流用しています(当店で販売中
f:id:TALPKEYBOARD:20201002224154j:image
f:id:TALPKEYBOARD:20201002224413j:image

 

自由なキーボードたち ④AJisai74(@Salicylic_acid3さん設計)

AJisai74は74キーの薄型キーボードです。Kailh Choc V2スイッチを使う事でCherryMX用のキーキャップの一部をそのまま使用しつつ、5~10mmの薄型化を実現しました。

・カーソルキーを保つレイアウトであるため移行が簡単
・左右のキーボードを接続するケーブル用の
 ジャックを3箇所ずつ持っており、使用環境に
 よりケーブルが邪魔にならないようにできる
・PC間無線(Bluetooth)やPC間に加え左右キーボード間も無線対応可能
・プレート積層構造で頑丈
・スタビライザーなどの部品点数を減らし安価に

AJisai74はこちらで販売中です。

キーキャップ(TEX ADA 104 US キーキャップセット (Base))は当店で販売中です。
f:id:TALPKEYBOARD:20201002224222j:image
f:id:TALPKEYBOARD:20201002224112j:image
f:id:TALPKEYBOARD:20201002224135j:image
f:id:TALPKEYBOARD:20201002224024j:image

 

自由なキーボードたち ⑤TALP-1

TALP-1は48キーの小型分割キーボードキットです。他のみなさんのキーボードキットは、名前の後にキー数がついているのが多いのですが、当店初めてのキーボードキットなので、TALP-1と名付けてみました。

初めて分割キーボードを使う人にもさわりやすく、その後にレイヤーキーのついた変形キーボードへのステップになりやすいキー配列としました。また作りやすい設計にも配慮しています。もう少し煮詰めて、ボディ形状や素材も考えてから、当店で発売しようかと思っています。

キーキャップ(TEX ADA 104 US キーキャップセット (Base))は当店で販売中です。
f:id:TALPKEYBOARD:20201002224028j:image
f:id:TALPKEYBOARD:20201002224225j:image

ブースに掲示するカードの内容を転記してしまっているので、箇条書きが多く読みづらくてすみません。今回の展示内容は以上となります。もしお時間があって体調に余裕がありましたらお越し頂けますと幸いです。

ただし今回は当日会場でのチケット購入はできないようです。購入方法はこちらをご確認いただければと思います。ご注意ください。

それでは、土日楽しんできます!