
本記事は筆者が仕入れ検討中に情報を整理したもので、実機レビューではありません。ご購入の際は、販売ページの記載をご確認ください。
要点
- OLKB設計のスルーホール専用40%キーボードキット
- 教育・学習用途を想定
- QMKファームウェアに対応
- ATmega32Aマイコンを搭載
- USBaspなどによるISP書き込みが必要
- GitHub上にBOMや基板データを公開
概要
Planck Through Hole Kit(THK)は、OLKBの創設者Jack Humbertが2018年に発表しました。すべての電子部品をスルーホール(DIP)で構成し、はんだ付けがしやすい設計とすることで、キーボードの構造や電子部品について学びたいユーザーに向けた構成になっています。発表当初は、教育機関やメイカースペースでの活用も想定されていました。
当初、QMKファームウェアとの統合はPull Requestの状態で保留されていましたが、有志により最新版QMKでも動作するビルド環境が整備されています。ATmega32Aを採用し、ISP経由でのファームウェア書き込みが必要です。GitHub上にはBOM(部品表)や基板データがGPLv3で公開されています。
主な特徴
- スイッチ方式:MX互換スイッチ
- 接続方式:有線(USB)
- 対応OS・ファームウェア:QMKファームウェア(カスタムビルド)
- ケース:FR4基板を利用したプレート
- マイコン:ATmega32A
- 書き込み方式:ISP(USBasp等)
主なスペック
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | OLKB |
| 製品名 | Planck Through Hole Kit(THK) |
| キー数 | 48キー(直交配列4x12) |
| 接続方式 | USB(ISPによる書き込みが必要) |
| スイッチ対応 | MX互換スイッチ |
| 対応OS | Windows / macOS / Linux |
注意
- はんだ付けやISPフラッシュ作業が必要
- データのみの提供(未発売)
購入リンク
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