Atreus (Original)
Atreus (Original)は開発者Phil Hagelberg氏が2014年に設計したオープンソースのDIYキットとして登場しました。人間の手の形状に基づいたキー配置と、ミニマルなキー数で高い操作性を実現するレイアウトが特長です。左右の親指に多くの操作を割り振ることで、小指への負担を軽減する設計が取られていました。
当初のモデルは自作キットとして販売されました。エルゴノミックトラベルキーボードの名の通りのコンパクトなケースサイズです。2014年はまだ個人用の3Dプリンタは黎明期でしたので、筐体は合板とアクリルのサンドイッチ構造でした。その素朴な外観が魅力のひとつでもありました。
オリジナルAtreusの設計は現在もGNU GPLv3ライセンスで公開されています。キットとしての愛好家も、日本を含めた世界各国に存在し続けています。
特徴
- コンパクトで持ち運びやすい設計
- 人間工学に基づいた縦型キー配列(カラムスタッガード)
- メカニカルスイッチ対応(Cherry MX互換)
- QMK対応で高度なカスタマイズが可能
- レイヤー操作による機能拡張(数字列・ファンクションキーなど)
- 親指位置に主要キーを集約
スペック
- キー数: 42キー(Keyboardio Atreusは2キー追加で44キー)
- スイッチ: メカニカル(Cherry MX互換)
- 接続方式: USB(固定式)
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この記事はあくまで仕入検討の中で気になった商品をご紹介しているもので、実際に商品の確認までは行っていません。ご購入にあたっては、商品ページの詳細をご確認いただき、ご自身の判断でお願いいたします。
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