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Haimu x YG Studio Mulberry Tactile Switches|久しぶりの新設計タクタイルスイッチ


新興キースイッチメーカーからも、特徴的なスイッチが登場しています。 今回紹介するのは、Haimu x YG Studioのコラボによるタクタイルスイッチ「Haimu x YG Studio Mulberry Tactile Switches」。 金属ポール構造を採用したステムにより、独特の打鍵感と構造的特徴を持ったモデルです。


Haimu x YG Studio Mulberry Tactile Switchesは、タクタイルタイプのメカニカルスイッチで、ステム内部に金属ポールを内蔵している点が最大の特徴です。 メーカーによると、この金属ポールは明瞭なクリック音を生み出す構造要素として設計されており、一般的なタクタイルスイッチとは異なるフィーリングが期待されます。また、スイッチは工場出荷時に潤滑済みで、スムーズな押下感が得られる仕様になっています。

特徴

  • ステム内部に金属製ポールを内蔵した独自構造
  • 明確なクリック音を構造的に実現
  • 工場出荷時ルブ済

スペック

項目 内容
タイプ タクタイル(Tactile)
押下圧(作動圧) 47gf
底打圧 55gf
動作点 約2.0mm
トータルトラベル 約3.6mm
スプリング 20mmスプリング
ステム素材 LY素材(Long Pole)
上ハウジング ポリカーボネート(PC)
下ハウジング ポリカーボネート(PC)
マウント形式 5ピン(MX互換)
ルブ状態 工場出荷時にプリルブ(潤滑済)

購入先


まとめ

Haimu x YG Studio Mulberry Tactile Switchesは、金属構造を採用したタクタイルスイッチとして、構造面でユニークな設計がなされています。最近新興メーカーの大半はリニアスイッチに注力していましたが、タクタイルスイッチにも着目してくれはじめたようで、うれしい限りです。特徴的な構造を持つスイッチに興味がある方は、ぜひ一度チェックしてみてください。

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