アクリル積層ケースの元祖というべき存在のQLAVIERの作品です。いつにも増して積層の美しさが際立って見えます。
光の透過が美しいなと思い、その理由を考えていたのですが、商品ページのこの図を見て理由がわかりました。
なるほど。1.5mmのアクリルを重ねて作られているのですが、表面はフロスト調の曇りガラスのような加工がしてあり、横は透明度の高いままにしてあるようです。製作前に表面加工をおこなっているという事だと思います。おそらくレーザーのエングレイビングで表面を薄く彫っているのだと思います。手のかかった作りです。
確かにアクリル板は、ややもすると質感がガラスなどと比べて軽く見えてしまうという弱点があるかと思いますが、表面加工を行うことで、高級感が増すのだという事がわかりました。
不透明もなかなかいい感じですね。