キーボードに関する、当店が面白いと思った情報を紹介してゆくTALPキーボードニュース、今回で2回目です。1週間分の情報を書いてゆきますので、ぜひご覧ください。掲載商品は当方の独断と偏見で選んでいます。掲載順位は、キーボードキット、キーボード本体、キーボードパーツのカテゴリ順で、カテゴリ内の記事の順番は原則五十音順で記載しています。
目次
自作キーボードキット
・Keyball46 トラックボール付きキーボードキット
・bandoMIneDonI (バンドミネドーニ)
・Sinc - Split Staggered 75% Keyboard
noixさんのArtisanキーキャップ
キーボード
・Red Dragon Alien K605 Super Big Keyboard
・iQunix 96キー/60キー メカニカルキーボード
キーボードに傾斜を加えて快適化するグッズ色々
キーボードパーツ
・ErgoDashアルミケース
・Atreus62(基板単体)
・KBDfans switches lube station
・USB-C カールコード(布網組/白/黒)
最近のDROP
キーボードキット
40%分割キーボードに親指トラックボールを搭載
¥19,000- (アルファ版/CherryMX版/BOOTH)
自作キーボードキットは小型化やキー配置のカスタマイズ、分割、無線化などのカスタマイズが非常に早く進みましたが、本格的なポインタデバイスの搭載は、難易度が高いこともありなかなかうまく実現されませんでした。しかしこのKeyball46はうまくトラックボールと部品類が配置され、かつ私たちが比較的慣れている34mmのトラックボールが使われているので、操作性が良く本格的に使えるのではと期待できます。画像ではトラックボールは左にありますが、右に装着も可能だそうです。今回発売されるキットはアルファ版となり、開発者の電気屋ヨーキース●さんはフィードバックを求めています。しっかりフィードバックを行おうという方はぜひ購入してみてはいかがでしょうか。BOOTHで発売中です。
追記:遊舎工房での販売が開始されたそうです。
https://shop.yushakobo.jp/products/consign_keyball46
バンドネオンの自作MIDIキーボードキット
¥12,000- (標準セット/BOOTH)
クロマチック・ボタン・アコーディオン、そしてクロマトーンの自作MIDIキーボードキットを作られた3arahtさんが新たに開発されたのは、バンドネオンの自作MIDIキーボードキットです。(おそらく)ライン式の鍵盤配列に、蛇腹がない代わりの機能を補完する鍵盤が追加されています。バンドネオンのサイズを再現する為に、キースイッチは一般的なCherryMXではなく一回り小さなKailh Mid-heightスイッチが使われています。バンドネオンの奏者の方が実際に、極力違和感がなく演奏できるように、様々な部分が考えられていることが伝わります。ぜひ一度ページを見てください。BOOTHで販売中です。
Sinc - Split Staggered 75% Keyboard
$59.99(PCB) $27.99(PCBプレートキット)
$129.99(アクリルケース)
75%サイズの分割型自作キーボードキットです。左右の端にロータリーエンコーダーが装着できます。RGBLED取り付け可能、左右の接続はUSB-Cで、マイコンやダイオードは装着済ですので、キースイッチをはんだづけすれば使えます。今の流れは一通りおさえているキットです。そして一番の特徴は価格が安いことです。Keebioは以前からどちらかと言えばお安い価格でキットを販売しています。私も数回購入した事がありますが、品質は悪くないです。興味ありましたらこちらをご覧ください。
noixさんのArtisanキーキャップ
noix(ノワ)さんは以前よりレジンアクセサリーの作家活動を行われていて、最近Artisanキーキャップを作られています。螺鈿のキーキャップに始まり、素敵なキーキャップを定期的に販売されています(私は毎回出遅れて買いそびれていますが)。そんな作品の中から、先日ツイートされていたものを紹介します。
水滴が垂れそうで垂れないキーキャップを作りました☔#自作キーキャップ pic.twitter.com/ABGa1Mdm3z
— noix (@noixresin) 2021年6月7日
これは本当に素敵です。キーボードに関しては、結構色々見てきたなと思っていたのですが、それでも思っても見なかったものに出会えるのが、この自作キーボードの楽しみだと思っています。noixさんのBOOTHページはこちらになります。ぜひご覧ください。
追記:6/12に出品されるそうです!ぜひご覧ください。
6月12日(土)、21時〜にBOOTHに出品します🌈
— noix (@noixresin) 2021年6月11日
1u以外はどのくらい需要があるか分からないためとりあえず全て1点ずつの出品で、数が少なくて本当に申し訳ないのですが、どうぞ宜しくお願い致します( *.. )*゚#自作キーキャップ pic.twitter.com/55seL7BiUX
キーボード
Red Dragon Alien K605 Super Big Keyboard
$322.00(とFEDEXの送料)
すでにいくつかのメディアでネタ的に取り上げられている、すごく大きなキーボードです。61キーでRGBLED搭載、USB接続でNキーロールオーバー対応と、ちゃんとしたキーボードです。サイズは 583.3 x 202.8 x 58.7 mmです。これ、ケースやキーキャップもそうですが、キースイッチやスタビなどのプラスチックパーツは金型を作って製造しているのだと思いますが、どういった経緯で作ることになったのかでしょうか。想像がつきません。販売元のKprepublicとはお付き合いがあるので聞いてみようかと思いましたが、なんとなくやめておきました。こちらから購入できます。
¥22,720〜¥29,880- (ふもっふのお店)
ふもっふのおみせの運営会社である株式会社フェルマーが、中国のメカニカルキーボードメーカーiQunix(アイキューニックス)の製品について国内販売を正式に開始したとの事です。今回販売するラインアップは80%サイズで96キーのF96シリーズと60%サイズのF60シリーズ。アルミ筐体、RGBバックライト、ホットスワップ、PBTキーキャップ、Cherry赤軸がついています。形状や機構はコンサバでシンプルですが、キットとパーツ単位での購入よりお買い得ですし、あとからキーキャップやスイッチは交換できますので面白いのではないかと思います。キーキャップのプロファイルはいくつかあるようですが、ホワイトのKATプロファイルモデルもあり、なかなかかっこいいです。購入はこちらをご覧ください。
キーボードに傾斜を加えて快適化するグッズ色々
ImpressケータイWatchに連載の「スタパ齋藤のスタパトロニクスMobile」に面白い記事がありましたので紹介します。タイトルの通り、キーボードに傾斜をつけるいろいろなグッズが紹介されています。こんなにグッズが販売されているとは知りませんでした。参考になると思います。ご覧ください。
キーボードパーツ
¥16,500-(遊舎工房)
日本における分割キーボードの先駆けともいえるErgoDash専用のアルミケースです。完成品を持っている方も、ボトムプレートを取り外して装着ができるようです。ケースの4箇所の穴を利用してケースに傾斜もつけることができます。お持ちのErgoDashの大幅な近代化改修が実現します。6/20まで先行予約受付中とのこと、詳しくはこちらをご覧ください。
¥2,000-(TALPKEYBOARD)
キットとして販売している Atreus62 の基板1枚の提供です。基板を破損された方やカスタマイズ用にご利用ください。画像は表裏を撮影するために2枚映っていますが、ご提供価格は1枚です。ご注意下さい。 TALPKEYBOARDで販売中です。
KBDfans switches lube station ルブ用作業ボード
¥2,000-(TALPKEYBOARD)
キースイッチを分解してルブリカントを塗布する際に、分解したキースイッチのパーツを置くことができる小型の作業台です。トップケース以外のキースイッチのパーツをそれぞれ最大45個ずつまで置くことができます。小さいので多くのキースイッチは置けず、品質はそこそこですがその分お安い価格になっています。TALPKEYBOARDで販売中です。
¥650〜¥1,800-(TALPKEYBOARD)
USB-Cの端子をもつキーボードからPC間の有線接続に用いるUSBケーブルです。長さはブラックとホワイトが1m、布網組が1.2mです。カールタイプのケーブルですので、場所をとらず便利でルックスもクラシカルです。TALPKEYBOARDで販売中です。
EXME CABLESの紹介
もっと自分だけのオリジナルのケーブルが欲しい!という方におすすめなのが、EXME CABLES(エクスミーケーブルズ)のオリジナルケーブルです。さまざまなパーツやカラーを選択でき、自分の環境や好みにあったケーブルを作ることができます。以下リンク先をご覧ください。
最近のDROP
最近ずっとDROPを見ていなかったのですが、ここ数週間いきなりDROPからのセールスのメールが増えたなと思って久しぶりに見てみたところ、キーキャップのラインアップが充実というかものすごく増えていてびっくりしました。びっくりしたので画面をキャプチャしてみました。
ここに掲載されているキーキャップは、グループバイではなくて、DROPが在庫を持っていて普通に販売しているものですが、以前グループバイで入手困難だった名作キーキャップがいくつも並んでいるのです。在庫が余っているのではなくて需要が多いので、もう普通に在庫していても売れるとわかったのだと思います。最近DROPをご覧になられていない方は、ぜひ一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。
今回のニュースはここまでといたします。みなさんお読みいただきましてありがとうございました。週一回アップを目標に、試行錯誤しながらがんばりたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。