カナダのデザイナー Nolan Herbut さんの作品です。木製のベンチですが、よく見ると表面はファブリックではなくキーキャップで覆われています。その数2000個以上。
見事にキーキャップで覆われています。ホワイトとグレーを使い、美しいデザインに仕上がっています。しかもこちら、キーキャップをただ貼り付けているわけではありません。キースイッチが取り付けられるように表面を加工し、一つ一つキースイッチが取り付けられ、その上にキーキャップがはめこまれているのです。しかもこちら、メカニカルキーボードでしょうか。
キースイッチの下は配線されていませんので、文字入力ができるわけではありませんが、腰掛けるとたくさんのキースイッチの音がなるという面白い仕掛けです。 しかしこの曲面にそって2000個のキースイッチがはめこめるように溝を作っているのは、なかなかすごい技術だと思います。
制作風景。大変そうですね...
Nolan Herbut さんはその他に Keyboard Parts Lamp というタイトルで、吊り下げ式の照明も作っています。キーボードパーツということですが、このパーツは何でしょうか。ステムのような感じもします。
キーボードは、キーキャップをはじめとして同じ寸法の部品が多く集められるので、こういったデザインに使いやすいのかもしれません。