ダイヤテックが4/22(木)から通販限定で Majestouch Convertible 2 HAKUA Tenkeyless CHERRY MX SILENT RED を発売します。名前の通りに色々とこだわりがありそうなので、チェックしてゆこうと思います。
まず気になるのが色です。元々の Convertible2 はFILCO伝統のブラックですが、この HAKUA はホワイトです。よくあるクリーム色がかったオフィスホワイトではなく、ピュアホワイトに近い色のように見えます。ピュアホワイトに近いほど輪郭はシャープに見えますので、これは実物を見るのが楽しみです。
もうひとつの気になる点は、日本語かなの印字がない事です。現在ほとんどの方はローマ字入力をされていると思われます。かなの印字をなくすだけで、日本語配列のキーボードがこんなにシンプルになるとは思いませんでした。英語配列のように見えます。
配列はご覧の通りテンキーレス(TKL)です。数字を多用する職種でなければ、省スペースにも寄与するよい配列だと思います。海外のカスタムキーボードでは主流になっていますし、ゲーミングキーボードにもこの配列が多くみられます。なおフルサイズのバージョンも発売されています。
高級感のあるFILCOロゴは今まで通りです。
通販限定モデルとして、CherryMX静音赤軸 とCherryMX静音黒軸 が販売されています。その他には CherryMX赤軸、青軸、茶軸、黒軸のモデルがラインアップされています。私はタイピング音がうるさいほうでして、職場で一度、隣室の教授に呼び出されたことがあります。それ以来職場では静音軸を使うようにしています。打鍵感の違いがありますので、静音軸も含めて選択肢が広がったのはうれしいことだと思います。
他の機能は、有線USBとBluetoothが切り替えて利用可能なこと、省電力スリープモード搭載で約6ヶ月、単三電池2本で利用可能なこと、Bluetoothは最大4台とペアリング可能、DIPスイッチでキーファンクションの一部変更が可能と、さすがにばっちり便利に作られていると思います。
この製品を見ていて感じたのが、あえて全てのお客様に合わせるというコンセプトにしていないなということでした。全てのお客様に合わせるのであれば、TKLではなくてフルサイズ、日本語かな印字は残して、色も汚れを目立たせなくするために若干クリーム色を入れてという形にする所を、あえてそうはしていません。
自作キーボードはいらないものは削って、尖ったものをつくることができますが、日本のメーカーの製品に、それを感じることができるのはうれしい事だと思います。
ちなみに価格は16,800円(税込)です。自作キーボード目線でいうと、このスペックのキーボードでこれって、とても安いと思いませんか?