TALPKEYBOARD

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Licit MK2 Brass - 真鍮削り出しのキーボードケース -

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先週この画像を見つけました。大胆にもフレームだけ、手前の部分はハニカム上にくり抜いてデザイン的にもめずらしく、アクリルのようなプレートが載っています。かっこいいのですがCGのレンダリング画像のようです。これは何か調べてみました。

 

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サイトを発見しました。Opening Soonと書いています。まだ色々な所が作成途中で、完成までしばらくかかりそうです。カナダのドメインです。

トップページにはいくつかの画像が掲載されていました。先ほどのケース。Licit mk2 Brassと書いていますので、真鍮製でしょう。まだコンセプトデザインに近い作り込みの状態ぽいかと思います。スケルトンのボディは今までみた事がありませんので、新鮮な印象を受けます。

 

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別角度からのCG画像です。これには透明のプレートがないですね。

 

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他に掲載されていた画像です。これまたすごいです。二段で固定する感じでしょうか。裏からみるとかっこいいパターンですね。江戸っ子の裏地みたいです。粋です。

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外国のカスタムキーボードの方々って、日本語を多用しますよね。なぜでしょうか。皮のストラップでフタを留める、フタの素材は何でしょうか。削り出しだと透明度がでなさそう。射出成型だと面がゆるくなりそう。現物が楽しみです。

 

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コンセプトモデルでしょうか。とにかくデザインが新鮮ですね。

みなさんはどう思われたでしょうか。細かい所が決まってなさそう、ゴミ入りそう、打鍵音が反響してうるさそうなど、ネガティブな意見も出てきそうです。私も結構ネガティブな評論を頭の中でしてしまっていました。

でも、こういうデザイン優先で、思いっきり尖っているのって、カスタムキーボードというカテゴリーの中では全然アリだと思います。スーパーカーはとてもかっこいいけど、乗りにくくて運転しづらくてうるさいです。そういう尖ったキーボードもあっていいと思いますし、ラグジュアリーなものもあっていいと思います。作る人の思いと使う人の思いは千差万別です。自分の枠に当てはめる必要はないと思っています。

というか、こういうのがなくなっちゃうと、キーボードの世界がまたつまらなくなりますので、ぜひ頑張ってもらいたいと思っています。

 

当店自作キーボードパーツを中心に販売しています。

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