SteelSeries テンキーレスゲーミングキーボード
Apex Pro TKL JP ¥26,000- 税込
世の中でどのようなキーボードが売れているのだろうと色々と調べてみました。キーボードキットはありません。分割キーボードもありません。薄型メンブレンキーボードの中、いくつかメカニカルキーボードがある感じです。
そんなランキングの中、価格.com のキーボードランキングの1位に Apex Pro TKL JP というゲーミングキーボードがありました。RGB光り輝いています。なかなかの価格です。しかし評価ポイントは非常に高く、レビュー内容もすばらしい。
ゲーミングキーボードはこれまで遠目に眺めるだけでしたが、自作キーボードとゲーミングキーボードが云々などというツイートも見受けられたりしますので、そんなに評価の高いキーボードってどうなのか、勉強がてらカタログスペックを見てゆきます。
キーキャップ浮いてます。光ってます。
光ってます。マウスも光ってます。デスクマットが光るのはいいですね。北九州の若者の車はだいたいRGBLEDのテープを貼っていますので、同じような雰囲気を感じます。
製品のセールスポイントはこの5点です。基本的にわかりにくい日本語で書かれていますが、その中でも最初の2点がよくわかりません。
非常に評価が高いようです。人生で最後に購入する究極のキーボードとまで書かれていますね。我々のエンドゲームは実は目の前のようです。
35年以上前のメカニカルスイッチ発明以来の、とはCherryMXスイッチの事を指していますね。そうなんですよね、もう35年以上も経過しているものを改修しながら作りつづけ、そして数年前に特許が切れてからは、クローンが少量多品種で発生している状況です。CherryMXスイッチの構造は原始的で旧いので、そろそろ飛躍はしてしまってよいのではと思います。がどんな感じでこれは飛躍しているのでしょうか。
うわ全然わかんない。
少しわかりました。耐久性が倍。作動点が最短0.4mm。ちょいキータッチするだけで反応する。しかも最長3.6mmまで調整可能。レスポンスタイムの意味がよくわからないのですが、キースイッチが接点接触型のメカニカルスイッチではなく、基板とスイッチ間の電流量でオンオフを判断し、7億分の1秒ごとに全てのキーをスキャンしているのですごいんですという事のようです。間違っていたらごめんなさい。詳しくはこちら。
オンを判断する電流量の閾値を変更する事で、作動点を最長3.6mmに変更できますということだそうです。
有機ELスマートディスプレイ。これすなわちOLEDでした。
5000番台は比熱処理のアルミニウム-マグネシウム合金でしょうか。そこそこかっこよくて加工がしやすい材料かなと思います。
マグネットでくっつくのはありですね。こういうギミックはメーカー製キーボードの強いところだと思います。
これ、有線接続の場合はとても大切ですので、特にメーカーの皆様は次期機種では必ず改良していただけると助かります。
キーボードだけでなく、ヘッドホンとマウスとデスクマットまでイルミネーションを連動できるそうです。よく考えますね。感心してしまいました。
一通り見ていて感じたのが、ゲーミングキーボードと自作キーボードとの共通点は思っていたよりも少なく、今後さらに少なくなってゆくのだろうという事です。メカニカルキースイッチを使っている(使っていた)という所で大きな共通点はありました。ゲーミングキーボードは機能、性能を第一に考えての採用であり、そのために新しい光学式のキースイッチに移行してゆくのですが、自作キーボードやカスタムキーボードはそうではなさそうです。
またゲーム競技者は自分の道具であるキーボードを自分で作ることはほとんどしないと思います。そういう事を考えつつ、今後の技術の進み方を追ってゆこうと思いました。
こちらから購入できます。
【国内正規品】 SteelSeries 日本語配列 テンキーレス ゲーミング キーボード Apex Pro TKL JP OmniPointスイッチ 有機EL ディスプレイ搭載 64737
- 発売日: 2019/12/18
- メディア: Personal Computers