TALPKEYBOARD BLOG

TALPKEYBOARDは、自作キーボードのためのパーツやキットを販売するショップです。TALPKEYBOARD BLOGでは、当店で販売している商品に限らず、また自作キーボードにもこだわらず、キーボードについてのさまざまな情報を、当店の独断と偏見で記してゆきます。

Bronte 65% custom ergonomic keyboard

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https://havenstudio.square.site/

すりガラスの様な美しいアクリル。筆記体のエングレイビングも非常に美しいです。オーストラリアの Haven Studio の作品です。PCBは Vulcan x KBDFans Maja のものを用いて、アクリル板を重ねて作ったケースを作っています。

ボディの形状は先日紹介したSesameと同じAlice配列です。最近非常に多くのバリエーションが出ていて、アクリルのものも多く見かけます。比較的ケースの余白が多いので、アクリルによる美しさがだしやすいのかもしれません。Sesameの記事は以下リンク先をご覧ください。

www.talpkeyboard.com

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https://havenstudio.square.site/

アクリルはおそらく7層、それにプレートが1層加わります。上のケースのプレートはアクリルかポリカーボネイトでしょう。下のケースのプレートは真鍮(ブラス)だと思われます。アクリル積層の場合は、だいたいどれもこのパターンです。こういったアクリル積層ケースについて、構造の基本を作ったのはベルギーの Qlavier です。美しくて楽しいアクリルケースのキーボードがたくさんあるので、リンク先をぜひご覧ください。

 

 

 

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https://havenstudio.square.site/

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https://havenstudio.square.site/

カットした端面が非常に美しいです。レーザーカット後の工程で、端面の磨きを入れているのでしょう。少しずつサイズを変える事で、端面が曲面にも見えてきます。少しアールデコのデザインっぽいですです。ちなみにケースは若干傾斜がついていますが、ケースについている足もアクリル積層で作っています。徹底しています。

日本の自作キーボードキットでは、このパターンのようなアクリル積層のケースは見た事がありません。キットに使っているアクリル自体の色も、透明なものがほとんどだと思います。アクリルは、透明、白、黒の他にも、不透明カラーや半透明カラーの艶ありと艶消し、蛍光、端面だけ色がついているもの、アクリルの中にラメが入ったものなど色々なものがあります。主なアクリルの銘柄と種類は、以下ページをご覧ください。

www.hazaiya.co.jp

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https://havenstudio.square.site/product/bronte-65-custom-ergonomic-keyboard-for-maja-pcb/2?cs=true

前述の2種類は試作品のようです。標準モデルは上のページで販売されています。少々価格が張りますが、結構アクリル板を使うので、致し方ないかなと思います。それを超えて美しさが光る作品です。

購入するもの良いですし、自作するにしても、設計は平面図となりますので、 3Dプリントで制作するよりも気軽にデザインできると思います。ぜひ今後、日本でもチャレンジされる方が増えてくることを願っています。 

 

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