このマウス、美しすぎませんか。英国LUNAR ARTEFACTS社の製品です。フランス産のレザーを手縫いで加工、ボディはアルミまたは真鍮のハンドポリッシュのものを選ぶことができます。スイッチはOMRON、ユーザーが修理して永く利用できるように、主な実装部品を手で取り外すことができます。
皮の色は数色から選べます。上はアルミボディ、下は真鍮ボディです。
レザー部分は着脱可能。とてもエルゴノミックなデザインです。
基板ですら美しい。
素晴らしいケース。これであれば、クリスマスなどのプレゼントにもらっても普通に嬉しいです。昨冬PFUが宣伝していた、マフラーの代わりにHHKBというのにはかなり違和感がありましたが、これは全然違和感がありません。
デザインや素材だけではなく、毎日使うものとして、機構部分もよく考えられています。主要部品がはんだづけされておらず、交換が容易になっているのです。詳しくはこちら。
Pointer Instruments - British Racing Greenwww.lunarartefacts.com
常日頃利用する万年筆のようにキーボードも云々という話は、最近よく耳にします。長い間ペンを使いつづけて、1809年に万年筆を世に生み出したイギリスが、マウスを万年筆と同様の道具として定義した結果がこれなのだと思います。形状、素材、品質、耐久性。キーボードを万年筆と同等に語るには、もう少し超えるべきいくつかの課題がありますし、課題の中には文化的な背景も多分にあるのではと、考えたりしています。
追記 : 先程購入してしまいました。アルミボディの茶色のモデルです。黒と悩みましたが...なおブラスボディの黒と茶は完売です。送料含めた総額は約32,000円。皆さんもぜひ!