DUROCK Full POM キースイッチを分解しました。適当にスマホで撮影していますので画質はよくないですが、形状などを確認いただければと思います。後半でDUROCK L3リニアキースイッチも分解し、並べて撮影しています。比較して確認ください。
メーカーが記してある謳い文句とスペックはこんな感じです。
DUROCK Full POM Switches with Deeper sound Super Smooth Performance Linear Switch
Specifications:
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POM housing.
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Mystery Material Stem
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63.5g Gold-plated Spring
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Style: Linear, | 4mm Travel | 2mm Operating | 5 Pins | 50 million operations Click life
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LED styles: SMD and through-hole
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Gold-plated cross-point
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These 5 pins switches are also able to be used in plate mounted keyboard with simply cut the 2 small plastic pins off.
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No Factory Lube
The Upper housing and Lower housing use selected imported POM materials.The stem is with upgrade design, and also uses a new mixed material, which is finally selected after hundreds of experiments and improvements.DUROCK POM Linear Switch is with Super Smooth performance, it is with a deeper sound to compare with our previous PC Top+Nylon Bottom series.
Advantages
1. Smoother performance even without factory lube
2. Deeper sound with the new materials
3. Optimized molds and design on details
正面アップ。
トップハウジングの形状はリニアスイッチと変わらない印象です。外観は艶があり、確かに滑りが良いです。
ボトムハウジングも同様。
爪位置や形状も既存のDUROCKリニアスイッチとかわりはありません。
ステムにやや傾きがあります。大きな傾きではないですが、どのキースイッチもそうでした。
分解しました。
ハウジングの形状は内側も既存製品と同じです。
ピン類も変わりなし。
スプリングの材質、サイズも他のリニアスイッチと変わりなしです。
ステム、横からみた分にはあまり変わってなさそう。
ステム左右の、ハウジングにはまる溝の所が斜めになっていました。L3リニアキースイッチとの比較画像を参照ください。
L3リニアキースイッチとの比較です。ハウジングの形状は変わらず。
分解しました。ステムが若干異なります。
左右の下部が斜めにカットされています。
湯道の形状が異なります。ステムは別の金型で作っているようです。
以上、かなりざっくりな分解報告でした。商品詳細は以下をご覧ください。
追記
この記事のあと、きせのんさんより以下のコメントを頂きました。金型がアップデートされているようです。リンク先もあわせてご参考ください。きせのんさん、ありがとうございます。
POMに限らず Alpaca v2、最近のTangerine、Jwick Red/Yellow/White など新しめの Durock / JWKスイッチは斜めになってることが多いです
— きせのん (@Xe_ry) 2021年2月26日
参考になるかは分かりませんが:
JWK mold nonsense - ShadowProgr’s dumpster https://t.co/jbtPb5nCk5