突然ですが、 TEX Beetleをヤフオクで買いました。ずっと欲しかったのですが2015年位に販売されたもので、現在は販売されていない為、思い出してはヤフオクを検索していましたが、今回ついに発見しまして、ここぞとばかり即決しました。
到着したTEX Beetleはこちら。いわゆるほとんど普通の60%キーボードです。トップはアルミ、ボトムはABS樹脂。QMK Firmwareは使っておらず独自のファームウェアで、ショートカットキーの入力で一部キーの置き換えが可能です。キー配列は最下段が少々特殊かもしれません。スペースバーが4.5U、その右のModifierが全て1Uです。ちなみにキーキャップはこのOEMのツートンに交換されていました。スペースバーはXDAだそうです。初めてみました。ちなみに元々は黒のOEMぽい専用キーキャップです。あれこれ日本語配列だ、と購入してから気づきました。
裏面です。ショートカットの表が貼っています。完成品なので各種規格は通しています。キットばかりみていたので久しぶりにみました。足は奥側がチルトになっています。ネジ穴の箇所がおそらくゴムのフタでゴム足を兼ねていたのだと思います。あとで普通のゴム足を貼ってずれないようにしておこうと思います。
付属のUSBケーブル。MiniBです。ケーブルは少々太くて曲がりづらいので、他のものを使うことにします。
作業開始です。キーキャップはオリジナルに戻したかったのですが販売されてなく、OEMの黒いキーキャップを探しましたが、日本語配列で最下段に4.5Uのスペースバーと1Uを使っているキーキャップセットが見当たらなく、ブランクキーキャップも見当たらなかったので、ここは同じTEXのADAキーキャップセットを手前味噌ですが使うこととしました。まずキーキャップを取り外します。静音リングがついています。懐かしいです。最近すっかり見なくなりました。キースイッチは伝統のCHERRYMX茶軸です。とりあえずしばらくこのまま使って見ます。まずはキースイッチの間などを清掃です。
清掃には無水エタノールを使っています。樹脂や金属を変化させず、キズもつけないので便利です。布や綿棒を使いながらきれいにしてゆきました。ドラッグストアで売っています。
日本語配列なのですが、慣れていないので英語配列で使おうと思います。TEX ADA 104 US キーキャップセット (Base)を装着してゆきますが、足りない部分がでてきます。ISO ENTER、左SHIFT、最下段の1UのModifierキーです。これはTEX ADA ADD-ON キーキャップセットの中から使えるものを選びました。4.5Uのスペースバー、これはTEX ADAのどのキーキャップセットにも入っていないので、あきらめてついていたグレーのスペースバーを黒く染色しようかなと思っていたところ、以前TEX Shinobiを購入した際の付属キーキャップセットの中に幸運にも入っていましたので、それを装着しました。
英語配列だと余ってしまう数カ所の1Uは、ADA ブランクキーキャップをつけています。日本語配列での悩みのタネの左SHIFTの2Uも、Shinobiのブランクキーから拝借し、一通り完成しました。ADAプロファイルで全てそろえることができました。みなさんの場合、Shinobiのブランクキーセットをわざわざ入手するのは大変(送料込で100USD近くします)ですので、DSAのブランクキーを流用するのがよいと思います。
綺麗に掃除して、新しいキーキャップもつけて、なかなかいい感じの、大人のキーボードに仕上がりました。当分使ってゆこうと思います。久しぶりの60%は、なんだかとても大きく感じます。